札幌におけるアート
道立近代美術館は、今年で開館30周年。明後日まで「写実の彼方に」という特別展が開催されている。(写真は、美術館前庭の切り株。)
道立近代美術館は、今年で開館30周年。明後日まで「写実の彼方に」という特別展が開催されている。(写真は、美術館前庭の切り株。)いまから、24年前、NHK教育番組で、日本画家の平山郁夫氏による「絵画入門」が放映されていた。1月放送分で「細密に描…
札幌コンサートホールkitara入口のホワイエ。これから始まる音の重なりを予感させる空間。
札幌コンサートホールkitara入口のホワイエ。これから始まる音の重なりを予感させる空間。 外では、葉擦れの音が、ピアノ曲を弾いていた。 管楽器が、高らかに、おおらかに響くような、キタラ前の風景。 生命の連鎖は、何層のものの音域が重なるオルガンを想…
先週の金曜日、おじゃましたコンカリーニョへ今日は、公演を見にいった。
先週の金曜日、おじゃましたコンカリーニョへ今日は、公演を見にいった。遊戯祭06最優秀受賞記念公演、弦巻楽団「君は素敵」。作、演出は弦巻啓太さんという男性だが、出演者は全員女性。
暗闇。けたたましい音楽が鳴り止むと同時に、舞台にスポットライトがあたって演者が語り始めた。(演劇は撮影禁止。コンカリーニョ内部と、琴似駅を撮った。)
裏口の呼び鈴をならして、「あの、コンカリーニョがどのようなところか知りたくて来たのですが・・・。」とおそるおそる尋ねると、どうぞ、御覧になってくださいと暖かくもよく通る声。
再開発に伴って、旧来の建築物が壊されることを余技なくされる事がある。
再開発に伴って、旧来の建築物が壊されることを余技なくされる事がある。コンカリーニョは、以前、倉庫を劇場に改装したものだった。それが、今は、隣接する高層マンション、ザ・サッポロタワー琴似に溶け込むモダンな建物に・・・。 けれど、中は、それまで…
すわったら?と言ってくれているような椅子がある。
大通西2丁目、札幌大通公園に設置されている彫刻「花の母子像(山内壮夫・作)」。
大通西2丁目、札幌大通公園に設置されている彫刻「花の母子像(山内壮夫・作)」。作者の意図とは別に、こちらの思い入れによって見えた感じを表現してみた。サッポロ シティ フォーカス PART?へ・・・。
晴れる日は、光が遊んで影をつくる。
晴れる日は、光が遊んで影をつくる。 白いライラックが、羽毛に見えたりする。 光の中で、花に人がなじんでくる。再生画像をみると、花から人が歩いてくるよう・・・。 ふと、たたずむ人も、花の国から迷い込んできたよう・・・。 美しいと感動しないまま、…
札幌狸小路西一丁目の北側。
札幌狸小路西一丁目の北側。 一つ目蜻蛉。 日陰に残る雪。 うっすらと流れになっていて・・・。
「お昼ごはん買ってきて。ほら、雪も降ってきたし、写真も撮りにいっていいよ。」 社長であり夫でもある方から嬉しい言葉!統計数字の入力の手を止めてコートを着ます。カメラ自体の扱いも、デジカメで出来ることの限界も、あまり理解していない上に、その努…
木々は、冬を惜しむごとく、なごり雪を受けとめていました。
木々は、冬を惜しむごとく、なごり雪を受けとめていました。地は、雪のあいを恥じているかのように、溶かしていました。 けれど、とめようもなく・・・。 詩人の言葉の上に、なお、舞う言葉たち、形象たち。 故青木崇氏の作品。北2西2、道特会館「ギャラリー…
晴れの場は時間をずらすと、寒々したリアリティが、かすかに幽閑。
晴れの場は時間をずらすと、寒々したリアリティが、かすかに幽閑。 娘がバレエを習っていた時があって、舞台の裾でお手伝いなどさせていただきました。 控え室から舞台までの空間は、道場のような清々しい空気に満ちていました。ストレッチする人。振りを、…
あるがままを肯う写真に出会って、リリーフを頂いた経験があります。
あるがままを肯う写真に出会って、リリーフを頂いた経験があります。 かなり細部まで焦点があたりながら、遠近がはっきり伝わる風景。フォーカスされない場所はないのに、バルールが的確な切り取り。風景の背後の膨大な時間が、モラルを語っているようにも思…