サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

ひと呼吸。

061005c_1

会社に一番近いポストに近づくと、ときおりお茶の芳ばしい香りが風に運ばれてくる。

061005d_2

先日、お茶を切らして、ここ玉翠園に、買いにきた。

ふと気がつくと植木鉢。「これは?」とお伺いすると、これがお茶の葉と教えてくださった。

061005e_2

「今度、写真をとってもいいですか?」と尋ねると、

笑顔で、「いいですよ」と、今日になった。写真はすべて今日10月5日。

061005f_2

中も撮っていいと、おっしゃってくださった。

南側と東側が、あいていて受け入れ感が嬉しい。

この銀色の機具で、焙じ茶を作る。

この排気口から、あのかおりが・・・。

061005h_2

お茶でもどうですかと、入れてくださったのが「藤枝かおり」

花をまぜていないのに、ジャスミンの香り・・・。静岡で一定の面積しか栽培されていない貴重品。

061005j_2

様々な産地のお茶があり、種類も豊富だ。

061005l_2

次に入れてくださったのが、宇治茶。

061005k

これが、実にまろやか・・・。苦味が薄く、ジワっとする。胃から肩にかけて、からだが緩んできた。

061005m_2

で、教えてくださったのが入れ方。

061005n_2

もちろんお湯を冷ます。

「どれくらいに冷ますか分かりますか?みなさん大体、早すぎるんですよ。」

「・・・。」(飲んでみてこれくらいかな、というくらいしかわからない。)

「煎茶で70度、玉露で60度。まで下げます。」

061005s

「お茶は2人分でスプーン2杯。大抵多すぎて、苦く入れておられる。」

061005r

「急須いっぱいに入れてはいけません。1センチ開けます。お湯を入れると中で対流がおきますが、

満杯にしてしまうと、それがなくなります。よく、揺らす方もいますね。」

「はい、揺らしてます。」

「揺らすと、苦味が出ます。」と笑われる。

061005g

「入れたら、一分待つんですよ。結構長いでしょう。」

061005o_2

間をおくこと。待つこと。いい日本びより・・・。

・・・ありがとうございました。