サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

共時性。

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 種や属が同じでも、すぐ近くに生えていても、並木が黄葉する時期には、ばらつきがあります。

光の当たり具合、気温、樹木の状態、土壌、場所、理由はよくわかりませんが、かなり個体差があります。北大の銀杏並木は黄金色一色でしたが、南1条通は、まだ、黄緑色の葉の樹が残っています。

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 人種の違い、男女の違い、職業の違いの中でも、個人個人が違うように・・・。一方、ある春楡と、ある銀杏が同じ時期に黄葉するような同時性が、違う環境であっても起こりうるのかもしれません。だからといって、もちろん春楡が銀杏になるわけではありません。違いを認めつつ、共通点を発見すると、妙に心が落ち着きます。

ブログが検索に掛かって、同じ言葉から別のブログを拝見させていただくとき、全く知らない方が似た考えや文体をもっていると、少し驚いてしばらく読ませていただきます。そのうち、かなりの差も知るようになりますが、勉強になっています。今のところ、相互関連を持った人が特にいるわけではありません。が、別社会でものを考えている人の考えで、今の自分の立ち位置を相対化できる時もあります。

9、10月に、3回ほど、自宅近くの手稲山へ出かけました。銀杏は、見かけませんでした。移植された植物なのでしょうか。大回転のためのスキー場あとを登るのが、最短ルートでした。人が使ったための影響が感じられました。昨年は、登山口までで感動し、汚してはいけないとそっと帰りました。今年は、様子を確かめたい想いが勝りました。

これからの変化を知るためにも、アルバムにしておきました。←クリックすると開きます。

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来年は、どうなるのでしょう?森の保全については知らない事がとても多い。間伐する方がいい状態、そのままにしておく方がいい状況について、よく分かりません。あまり先入観を持たずに、記録したつもりです。札幌の街中の植生との違いも、気付けるかもしれません。

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生物学的事情は、専門家でもなければ、研究者でもないので、人口に膾炙された事柄以上の事を断定することは、出来ません。けれど住宅のある場所近く、職場近く等、幾分よく通る場所の移り行きを日々感じます。見えるようには、観察結果が編集できていないきらいはありますが・・・。そのうち、意図せずに、時間の推移がたちあらわれたとき、答えの道が、与えられるかもしれません。