サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

物、モノ、者、ものの・・・。

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 自然に対する畏敬の念から、時々先入観のあるロマンを持ったりしていて、気恥ずかしくなります。降ってまもなくであれば、何の上であっても、雪は空気を含んでソフトな形象を保っています。樹木の親水性と雪をつなぐ何かを発見したいという願望と、事実は、すぐには重なりません。

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 凹凸が複雑で浸水性もある樹と、工業製品の上では 溶け出したときの状態は違うでしょう。

 しかし、ナチュラルなものは善くて、人が作ったものは不完全という自分のバイアスがフォーカスに影響しているのかもしれません。

  

 善悪は社会的責任という当事者性の認識が要だと思います。関わりは、「カタチにする。」という言い方で人の行為、つまり人為的な事柄に結果されます。

 完全、不完全は、また別の尺度です。写真そしてキャプションには、とる人の価値観がでます。矛盾していたり、曖昧だったりするその点に気付く事ができるのも、更新が容易なブログならではの表現だと思い始めています。

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 この電信柱の傷は、主として雨風なのでしょうが、こころ引かれました。すべての自然の成り行きに、いつも目がとまるわけではありません。好みや、こだわりといった個人的嗜好に属するのであれば、そのセンティメントのよってきたるところを踏まえたいとも思います。