冬はコート、夏は日よけを、コンクリートに着用して8年。
札幌で初めて建設された本格的な外断熱工法マンション「センティアム宮の森」(西区宮の森4条7丁目)。2000年竣工ですが、北側窓の結露は皆無。外壁もまだ新しい。
コンクリート躯体をコートのように覆う工法は、もう試験段階ではなく、室内空気環境のよさもあいまって、ライフサイクルコストの低い共同住宅という定評が定着しているようです。
建築確認の審査を厳しくした改正建築基準法の影響が長期化して着工が減少しているマンション業界ですが、改めて、住環境にいい建築物を思い起こします。
こちらは、外断熱改修された円山小学校(中央区北1条西25丁目)。