傾きの向き。
(創成川アートワーク事業の概要を見ると、題は「生棒」・・・人生を支える柱。とあった。)(太字カッコ内のみ、11月2日加筆)
風景を切り取る時の、こころの有り様のようにも見えた。
南西には、1981年竣工のマンション、マナー白鳥がある。築年数があるこうしたビルは、母の通う書道教室もそうだが、住居を超えた使い方がある。事務所もあれば、店もある。
筆者にとっては、のちのち個人的な思い入れのある場所という事になるのかもしれない。勤めている会社が一部屋借りている第三泊まりビルも南東に見える。
安田侃の彫刻だが、中の石が向いた方向には、改築中の札幌北光教会。残念ながら、今年のクリスマスには、まだ完成にはならないようだけれど・・・。(4階礼拝堂は翌年完成ですが、改装終了した部分で年内に礼拝が再開されるようです。嬉しい11月7日の加筆訂正です。)
ここは、都心なのだから、多くの人にとって関わりがあるはずであり、おのおの私のように、切り取る個人的な風景があるのだろう。それぞれの想いを総べながら、都会は人に、川の流れのように淀みの少ない交流する場所を提供してゆくのだろう。