肌寒さが続いて、桜が結構な期間開いています。リラ冷えならぬ、涼桜。消えるはずだと思っていた美しさの継続。転校するはずだった友達が残っているような、子供を産みに帰ってきた娘がしばらく滞在しているような、独り立ちした息子がふと帰ってきて涼しげに庭をみているような・・・。
この華やかさは、どこか柔らかな雪が静かに降ったあとのようでもあり、思いがけず失くし物が戻ってきたような安心感をもたらしています。(この写真は5月11日、手稲区前田中学校前)
同日5月11日、新川桜並木。
翌日5月12日、新川桜並木。
晴れのち、曇りのち雨。
そして晴れ。(札幌工業高校横の鋪道)
大通公園では、リラが出番を待っていました。