サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

Leading space

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?そこを歩けば、バス乗り場、もしくは交差点へ行きやすいようにタイルの色が変えてある札幌駅南口。

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目の不自由な方のための凹凸のある部分から、少しずれた位置。ぶつからない配慮でしょうか?

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?札幌駅構内東コンコース。

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微妙なタイル配置が楽しい。

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?こちらは、ごく自然に踏まれる頻度の違いで色が変わった石畳の横、磨かれた大理石の中に新しい小石を敷き詰めあってメリハリを感じる「ホテルニューオータニ札幌」の入口。(軒下なので、雨水の跳ね返り防止と排水が主な用途でしょうが。)

多くの人々が使用することで、街の風景に生じる経年変化。そこになじむように置かれた新しい物(new  article)に気持ちがリフレッシュされているのに気づくときがあります。

Leading  article  と言えば社説ですが、言語的に直訳すれば、指導する特定の物とでもいうのでしょうか?世論を形成するのに大きな力がある社説のように、人々の気分に影響を与える都市空間もまたあるように思います。

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?札幌駅北口前では、フェンスがめぐらされた一角。現地看板には、様々な情報が掲載されています。(仮称)「Kビル計画新築工事に伴う解体工事とありました。地上14階、地下2階で用途は、事務所・店舗・駐車場。建築開始は、今年9月、20123月完成予定。との事です。

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先週、知人と道庁横を歩いていて、彼女から三井のオフィスビルと高層マンションが頭の中で、同じ物としてインプットされている言い方を聞きました。全く用途の違うものを同一視するに至る思考の歴史へ踏み込むのに躊躇して、反論は控えました。

移動のために使わざるを得ない化石燃料をいくらかでも減らすには、歩いて暮らせるコンパクトシティの形成が必要だと思うのですが、高くならざるを得ない人工密度を補う高層ビル建設と、いわゆるエコな暮らしが対立するような論理があるのは、個人の生活の中で一貫性がとりにくいように思います。

一戸建てに住んで、その土地の商店街を使い、なおかつそこで仕事もできる生活が成立できる人々は、リタイアメンターを除き、そう多くはないはず。理想的な暮らしを否定するわけではありませんが、多くの人々が居ることのできるスペースで、働く場、暮らす場が適切に構築され、使用されることを望んでいます。これまでの写真は、今日6月9日です。?下の写真のみ、今年4月27日。フェンスの後ろに見えるのは、旧道庁赤れんが庁舎。

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赤レンガといえば・・・。

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?札幌駅南口の一等地ですが、閉店した「五番館・札幌西武」。この煉瓦と蔦の具合がいいのよねと、写真を撮り合う方々。

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愛されている建物が、威厳を崩さずに残っています。こちらも、よい活用が待たれています。

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撮った場所をグーグルマップに落としました。文章途中の囲み数字が、表示位置です。