札幌のメキシコ
北大植物園温室の南西一番奥。乾いた石に、厚い葉?茎?多肉植物の部屋。内部の柔組織(じゅうそしき)に水を貯蔵しています。サボテンの多くに、メキシコ原産との説明書がありました。
棘。身を守るためにここまでしなくてはならないのかと、痛々しいと思うけれど、ちょっと楽しんでいるようにも見えるのは配置のリズムでしょうか。
ちょっとにきびの跡のようで、恥ずかしそうにも・・・。
気兼ねなく開いている東側温室の蘭。
守らなくていい、いい御身分の御育ちか・・・。と思いきや、実は被子植物の中では最も後に地球上に現れた植物で、植物系の隙間で、苛酷な環境に適応してきたらしいのです。うーん、美しい形は強いのか・・・。 確かに、性格のくっきりした、仕事できる女性のような・・・。あ、今日は擬人化しすぎです。 外は、まだ雪。 静かな北大植物園の冬。 鴨が、幽庭湖を泳いでいました。忙しかった数ケ月。今日は、暖かい国の植物を見て、気持ちにゆとりを取り戻しました。