サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

ひと雨ごとに・・・。

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大通西12丁目のサンク・ガーデン。雨模様の中、枯れた部分を取る作業をなさっておられる方をお見かけした。

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ほどなく雨の勢いがまし、大通西13丁目の札幌資料館で雨宿りした。

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何年かぶりで来館。大通公園のおおまかな歴史記述と写真を見た。明治の初めごろの公園計画では、「北は偕楽園、南は中島、西は円山公園、東は苗穂」という構想だったという。大通公園は、北の官有地と南の民間地を分ける火防線として設けられた場所。当初、公園という発想はなかったようだ。しかし、そこに人々が集まるようになって、公園化計画が進み、造園設計家の長岡安平を招いて逍遙地としての整備を行った。それから今年で100年になる。秋には周年行事が計画されている。

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街並みについて考えるとき、都市と自然、あるいは都会と農村という区分けを用いる。プロセスにおいて見ると、現在からみると農村あるいは郊外とも見える場所に行政府が置かれる事に人々が集まりはじめ都会になってゆく面もある。大通のはじめの頃の写真を見て再認識した。世のはじめから都市と自然が別々にあってのではないのだから、当然の事だ。どちらがいいかというニ分法ではない見方をしたいと思う。

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夏の終わりの豪雨。カメラをまず先に拭きながら、ひとびとが雨ざらしになる事なく集える場所としての建物の集積としての都市を思う。今日の想いには、まだ続きがある。ブログの記事は、あまり長くなるとわかりにくい。次のページにする。110826z10