建設副産物
朝の散歩中、新川通河口まで4.5キロという表示を発見して、歩けない距離ではない事に気付いた。先週の日曜日4月15日、新川通南側つまり手稲山側を行き着けるところまで歩いた。新川通とオロロンラインが交差する地点からは遊歩道がない。雪捨て場に黒い雪が抽象彫刻のように残っていた。川の先の端の奥は海だろう。北側の車道を海へ向かう車が走っている。
新川をまたぐこの橋は、337号線つまりオロロンライン上にある。
新川の手稲山側、この写真奥は札幌市統計区分でいうと手稲区の7506。明日風を含む7506は、今日4月20日に発表された2010年の国勢調査によると2005年より1015世帯増加し、2526人増加している。
オロロンラインの橋を越えると札幌市水手稲再生プラザ 新川側は雪たい積場 釣竿が立てかけてあった。 川面の鳥たち 建築資材や木材が置いてあるのが見えはじめた。石狩川の氾濫を防ぐ目的や船運のため1887年「琴似川小樽内川大排水」として開削された新川。人口の川の河口に、現在建築副産物が保管されている。人の住む町にするために手術された広大な場所を象徴しているように感じられた。 目を川側に転ずると奥に橋。その奥は浜に違いない。 しかし道はここで行き止まり。新川北側は行けるのだろう。 行政区分からいうと、このあたりから小樽市銭函。札幌市は海に接していない街なのだ。海の手前で、目隠しのような雑木林が繁茂していた。