サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

サッポロのガリラヤ

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小動物の心理学に負ける寂しい哲学人の大木が空に向かって言うひとりごと。「小走りの向こうに小説のような日々が浮かんでいる。」

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ガリラヤというのは、イエスの初期宣教地方で、十字架刑を受けた都市エルサレムに比して、緑豊かな故郷のイメージがあります。復活もガリラヤでした。都心で人々を暮らすことの優位性を理解し語りつつ、札幌の郊外に住むのは矛盾しているようですが、手稲も現在のサッポロ。都市の周辺は、街のもとのまち。

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「この時期のひんやりした感じに、入学した頃を思い出すんだ。ああ、北海道に来てよかったな。って思ってた。」と夫の旧友が遠くを見つめる表情をしていました。東京からの最後出張最終夜、事務所を訪ねてきました。

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昔話に花が咲き、彼にとって私達夫婦が青春の一部だったことが嬉しく、もう戻らない日々を思いました。20130413a1

晴れやかで寂しい表情。

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