よるの雪祭りによる。
さっぽろ雪まつりの夜。仕事後に大通へ出かけました。豊平館の大雪像のライトアップが結構精巧な仕掛けでした。白い立体に浮かぶ映像は、雪像と映写された豊平館の二重写しが楽しい映写法でした。映像ですから、バルコニー上方の五陵星が光りだして周囲に星が瞬きをふやしという現実にはあり得ない状況が次々に展開されて見ごたえがありました。プロジェクション・マッピング。スクリーンではなく、建築物など立体に映像を投影する新しいビジュアル表現。雪像に投影するのは、世界で初めてだそうです。
観客から「すごい。」「すごいね。」とため息。イベントが終わってのちもしばし立ち止まっている人々も。大通を囲むビルの窓あかりも拍手しているかのようでした。ここは大通西5丁目です。
ライトアップされているので、夜の白い構築物はまだ浮かびあがっています。
大通西8丁目。大通から西側を臨んでいます。周囲の建築物の明かりも、また夜のお祭りの賑わいを助けているように感じました。奥が大通西7丁目にあるシティハウス大通7丁目。手前、グラスウォール内側の照明で建物全体が光って見えるビルは、第一三共株式会社。
こちらは大通北側。大通西8丁目と9丁目の間。大通西8丁目側はLNJ札幌大通公園ビル。大通西8丁目側はレジデンスタワー大通公園
大通西8丁目の歌舞伎座大雪像も精巧な作りでした。相次いでお亡くなりになった大物役者がしのばれます。
若くない身に今年の寒さは、ちょっと・・・。欲張らずに、ここで帰路に着きました。マスクはマストかもしれませんし、暖かくして赴いた方がいいでしょう。
もちろん見所はまだまだありそうです。公式HPを見て、興味の持てそうな場所を選んでゆくのもいいかもしれません。→
18:30。道庁には、まだ点灯した部屋が多く見られました。さっぽろ雪まつり大通会場のライトアップは22:00まで続きますので、仕事帰りにふっと立ち寄るのも悪くないでしょう。札幌は都心ビジネス街の中心に、集える場所がある貴重な都市だと改めて思いました。