サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

2014-03-15から1日間の記事一覧

根開き

会社事務所前の樹の根元だけ雪が丸く解け始めていました。木を囲んで鉢状に窪んでいます。樹木が反射する太陽熱で、根元の雪だけが早く解け出す現象だそうですが、木が春を待って熱を持ち始めているようにも感じられました。

「雪を包摂する街」考

100万人以上の都市で、年間降雪量が約6mなのは札幌市くらいのようです。カナダ・トロント市域の人口は250万人・年間平均降雪量1mほど、オタワ市域の人口は81万人年間平均降雪量2m前後。さっぽろの大雪は、札幌市の大きな特色といえるでしょう。サッポロ・…

メムの出生地

サッポロには、かつて沢山あったけれど、地下水の汲み上げなどによって水位が低下し、もうほとんど、なくなっていると言われているメム(湧泉地)。北大植物園の塀の横を歩いていて、「地下水観測施設」が中にあるのを見かけました。サッポロは依然として扇…

BLUE SPRING

早春の木々は、何かふわっと柔らかく気配してきます。緑色を感じる前です。近づくと、ちいさなちいさな芽が日を追うごとに吹いてきています。この時期、いつも、これから先のことに想いが膨らんだ若い頃の入学時の気分が、心の奥で芽吹きます。 旧道庁赤レン…

春ほころぶ

自宅庭先でクロッカスが芽を出すと、折れた枝を拾ったりする作業の事を考えますが、職場近くのビル前側花壇で植物が芽吹いていると、春に微笑みかけられたような気持になりました。 枯れている葉なのに、しっかりと形を整えて枝についているカシワ。新芽が出…

移転

ここのラーメン店は、閉じたんだな・・・。と感慨と共に歩くと・・・。 すぐそばに、移っている・・・。そういえば、名前の一部の時計台も、もともとは、今ある場所より、やや北側にありました。昔、札幌に住んでいた人が戻ってきて、丸善の看板を駅前通で見…

耐震改修

旧北海道庁赤れんが前の樹木の枝が、支えを受けていました。バランスを崩したのでしょうか?あ、こう書いていて、枝とは、木を支えると書く事に今更のように気付きました。枝ぶりによって木は、姿勢を保っている、いや姿勢を保つように成長した結果が枝とい…