サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

都会の水分補給。

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札幌の街で、人々と仲良く暮らす鳩たちですが、雪を食べているところを初めて見ました。

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陽気に咽喉が渇いたのでしょうね。

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3月に入ってからは、たいてい三寒四温。雪が解けてゆきますが、車道のアスファルトが水浸しにならないところが多くなりました。

ここは、吸水性の高い、団粒構造のアスファルト。隙間に、水が入り込みます。蒸発するときは、気化熱も奪うので、ヒートアイランド化を防ぐ目的もあります。

自然を作り変えることで、破壊してしまう部分も多いと思います。しかし、自然を痛めた事実に率直に目を向け、回復に知恵を絞る人々もまたいるのだと思います。

都会というと、乾いたとか、砂漠とか、といったイメージがあります。しかし、生き物は、水なしでは生存できません。構造物の内側に隠れた水道管にたよる日々ですが、表に現す、復元する試みは、そこここにあるのだろうと思います。

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