人工(art)と自然(nature)
半月ぶりの休日。しかし、慣性の法則が働いて、来週の調査現地に、出かけることになりました。ですが、晴れ上がった空。仕事先から足を延ばして、まず、旭山記念公園へゆきました。
上は、前回来た07年5月5日の写真です。
ほぼ、3年ぶりにほぼ同じ位置から。昨年春に、5年がかりのリニューアル工事が完成したようです。
ゆるやかな日を過ごす人々。
南側に藻岩山。
この札幌軟石を見て、石山緑地にゆくことになりました。
採石場後に沿って、ゆるやかにつながるアート空間。
石の上に、しっかり根付く木。
豊平川を挟んで北側は硬石山。今も続く採石場。コンクリートの骨材、道路の敷石などに使われているそうです。
帰り道にある新川水再生プラザ。ここから先、新川に、わたしたちが流した下水が、処理された上で加えられます。
以北で幅が広くなった新川です。
煙突は、発寒清掃工場。こうした施設の仕事に、日常に増大するエントロピーを解消してもらっていることを意識しながら帰宅しました。自然の一部を切り崩しながら、生きている現実。切り崩し方に、自然に習うアーティスティックな視線を持つことが、事態を隠すのではなく、明らかになる方向があっていいように思います。まず状況をよく知りたい。街の構造の可視化が大切だと思いました。