札幌大通公園の西にどっしりした姿で、街の声に耳を傾けているように思える資料館。対するに、東に屹立するテレビ塔は、高いところから町の様子を見守っているようにみえます。そのテレビ塔に、正面から向き合っているかのようにみえるのが、すぐ隣の十字架をいだく建物。
1896年創立の伝統ある札幌北光教会の礼拝堂です。
ながらく、悩む人々の安らぎの場を提供し続けてきたようです。
ひっそりした建物は、身の置き所がなくなった人々の隠れ家だったのかもしれません。
今日の活動内容は、社会的正義に寄与する内容が多く、札幌の良心のような存在なのでしょうか。