正確さと速さへの、スローカーブ。
稼ぐために働く中では、間違いや遅れが、過失につながる事がたくさんあります。
各種の要望に答えるため、競争に勝つため。さらに、無駄な動きを抑えるため、市場の動向を分析する、うちの会社のような仕事もあります。
会社についてから、こなすアレコレを段取りながら社長は、うさぎのように軽いフットワークで、時計を見ながら、師走のエレベーターを上ってゆきます。私は、不思議の国のアリスのように、小さくなったり、大きくなったりしながら、まわりをみて、ゆっくり後から追いついていきます。
様々な数字を入力するのが与えられた仕事です。正確さと速さが、求められます。そこに、リアリティを見つけて、人様に伝わる企画書にまで持ってゆくレベルまで、上ってゆかなければ、社長の負担は増える一方です。
午後はもうとっくに始まっています。社長が打ち合わせから帰るまでに、とりかからないと・・・。