ひそやかな存在。
会社近くのビル前に、レンガ敷きの小空間があって、木も植えられています。
窓ガラスの内側には、縦型のブラインドが下がっています。二十人ほどの人が、そこで会議をしていたりするようですが、はっきりとは見えません。奥まっている為、ひっそりした雰囲気です。
植木の横に小さな表示板。開拓使本陣跡。クラーク博士も、ここに居住していたという記載があります。800平方メートルの平屋。ゆったりした構え。
都心では、様々なエネルギーが渦巻いています。それぞれ形を整えて、共にある在り方を作っています。入り口が小さくても、中は広大な場所だったりします。