野の球、道の紙。
北海道日本ハムファイターズの優勝パレードとあって、札幌駅前通は、5,6重の人だかり。
「来ているわりに、結構みんなクールだよな。」と隣の声。
それぞれの強さ、そして弱さ、それぞれの特質を補完しあい、チームとしての力を発揮させたいと願っていたヒルマン監督。
新庄剛志。一人のヒーローがいることで、内実が見え隠れした。
北海道移転3年目・・・。これからなのだ。 大声で選手の名を呼ぶ人はあまりいない代わりに、携帯のカメラを向ける人が多かった。 「すっごくよく撮れたよ。見て!」と前列から笑顔で出てくる人。 選手たちも、私たち観客をよく見ているような気がした。 どのような質の、どの程度のフアンなのか・・・。 降りくる雪に、一瞬ときめきながら、 おもむろに、雪よけをはじめる。 地面に落ちた紙ふぶきを、 すぐに、きちんと片付てゆくkitaguni気質。 野球もまた、一回ごとにリセットされる。 来年は、もう少し札幌ドームへ見にいってみようかと思った。 毎日を新鮮な試合にするために・・・。
若い選手、他球団から復活してきた選手、ずっと支えてきた選手、飛び立つ選手。