浸透力。
職場のそばに、保育園があったら、随分働きやすいだろうけれど、
街中の環境は、子育てになじみにくそう・・・。
おいしい空気をつくる緑。
緑を育てる良好な状態の土。
土の保水力をカバーする川。
アスファルトなどによる地表面の被覆化によって、雨水は行き所をさがしあぐねている。 川と大地は、父と母のように、応答しあいながら、私たち生物を守り育ててくれてきたようにも思える。 その会話が途切れたとき、いつのまにか、泉がなくなってしまったのかもしれないように感じた。 復興されたサク・シ・コトニ川は、中央ローンを横切り、百年記念館を過ぎて、テニスコート裏へ続いていたが、その先は、雪に隠れて、よく見えなかった。
が、色々な人がいることを知り、社会状況の変化を身近に感じて育つのは、必ずしも悪くないと思う。