千という単位。
22日。夕日が沈むのを撮っているうち、カードの残量がなくなる。え、これから、という時だったので、大学生協に走る。それまで、256メガバイトで撮っては、うまくないものを消すことに疲れ、思い切って2ギガのSDカードを、購入した。
デジタル関連の容量は、千単位で変わる。気が付くと、もとの単位バイトの10億倍の容量の記憶装置に頼っている。もう少し、単位に関する想像力を回復したい。出来ている現実を支える多くの技術に対する敬意抜きに現実を感受するのは恥ずかしくもある。都会に生きる現実の背景にある事柄を無化していないかについても気になってきた。イネ1粒から、千粒は再生産される不思議についても想いが巡った。