星置の滝への道は、まだ雪にとざされていた。札幌史の初期、キリスト教徒の名前が多くでてくる。許しを重視するその生き方は、実際に果たした役割より、低くされつつも、見えにくい川のように、そこここに光っているようにも思える。
星置の滝への道は、まだ雪にとざされていた。
昨夜の雨が、葡萄の蔓に残っていた。復活を記念する朝は、曇っていた。
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