「モダン・タイムズ」映画とは別の意味で・・・
暦が春を告げても、自然が呼応するとは限りません。
あたかも、自我があるように感じられたりもします。
人間も自然に帰って、主体性を回復しようとしたのが近代前史。
主体的人間が世界を客観視し、物理を理解するとともに、法整備によって社会が進化すると思い始めます。社会契約論に基づく近代市民社会の成立。
他者を巻き込む企てを可能にする時間概念が、人間機械論を生みます。賃労働の発生。
この労働時間においては、人間的欲望は相互に抑えられます。俗にいう大人になる状況です。主体性を回復するのは、アフターファイブという訳です。
主体性の発見が、主体性の喪失に繋がった歴史のアイロニー。
しかし、近代的世界観は、世間の枠を超える志向性によって、世界をよくする思想にバトンを渡そうとし続けているようにも見えます。
「労働の現場に、主体性を回復させる参加感、承認された正当なバックフィー、責任の遂行、社会貢献。」
は、どのようなPHILOSOPHYによって可能なのでしょう。
希望の芽を探しながら、明日も元気に仕事!