賛美歌「地よ、声たかく」を想う。
行事によって四季を楽しむ習慣は、西洋にもあるようです。
イースターは、イエスの復活記念のみならず、春が始まる祝祭のように思えます。
春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日。今年は、4月16日です。
ソノ日まで、一定の生活制限を自らに課すことで、おのずとrepentする期間がLent。
日本でいうと、除夜の鐘を聴くといった時間でしょうか。
冷たく硬い氷のような心を土に戻して、光をあびる季節がはじまりつつあります。
それを、残酷だといったところから、近代詩がはじまったようですが・・・。
「APRIL IS THE CRUELLEST MONTH.」
輝く想いの影に、他の人の痛みが見える時・・・。
いずれにしても、広い場所に光があたり始めたのがモダン。
抽象性や普遍性を信頼した時代区分。ひそかな辛さを、人様の喜びによって癒した事も多かったように思い出します。