サッポロ シティ フォーカス

the sight where I met the unconscious of a city, which was crossing the city consciousness.

空という夏屋。

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連日の日射のためか、漢方薬局の屋根の草が枯れていた。

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屋根の上の空を見上げると、「こっちにきているんだよ」とでも言うように雲が並んでいる。

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上の方で、はぐれた雲がぼんやり空に座っていた。

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空への階段。

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空の綱。

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仕事を何時間も続けたあと、ふいに、雲が描く空の大きさ深さに心が広がる時がある。

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事業所ビルが、お行儀よく並んで、雲の野外劇を見ていた。