2006-08-11 空という夏屋。 さっぽろの空 連日の日射のためか、漢方薬局の屋根の草が枯れていた。 屋根の上の空を見上げると、「こっちにきているんだよ」とでも言うように雲が並んでいる。上の方で、はぐれた雲がぼんやり空に座っていた。 空への階段。 空の綱。 仕事を何時間も続けたあと、ふいに、雲が描く空の大きさ深さに心が広がる時がある。 事業所ビルが、お行儀よく並んで、雲の野外劇を見ていた。