たいようこうせんの造形。

レンガ色のインターロッキングが美しい通りは、シャワー通のほか、JR札幌駅前にもある。

ロフトのある札幌西武(北4条西3丁目)の仲通。

マチエールが調和している建物と道路に、リズミカルな光もあたっていた。

ところで、JR札幌駅南口前では、改装された建物が次々姿をあらわしている。

しかし、少し古びた場所にも、まだ強い日差しが、くっきりした影を落とし、陽のあたったきれいな形をつくっていた。

今日も、晴れているので、おそらくこのようだと思う。

そのものの形より、周囲とのつながりが際立っていた。

 

かわいらしい像が、札幌駅北口前のビル群を見ていた。

大切そうに、花を抱えながら・・・。

少し歩くと、ちいさな草に、ひかりがたくさんのプレゼントをしていた。

９月９日は、９が重なる重陽の節句。

北口前の噴水の水面には、いくつもの透明な色が重なっていた。

影が濃いほど、きらめきが光る。

夕暮れ前のひととき、多くのひとが、ゆったりすごしていた。