札幌シャワー通り リニューアル
札幌市南1条と2条西丁目の仲通は、1988年に、魅力的な道路づくりを目指して、車道をS字型にする道路整備が、商店街によって行われた。
この道は、その際、「光と音と風のシャワー」というイメージで、「シャワー通」という愛称が付けられた。
1998年からは、プランターを置くなど、より快適な道路環境を整える取り組みをしてきた。
そして、今年2006年には、車道を狭め5.50メートルから3.50メートルへ、車道の両側に車止めの設置などを行う道路の再整備を札幌市と地元の共同負担で行った。
完成を記念して、明日9月2日、コンサートなどのイベントが行われる。
札幌シャワー通りリニューアルイベント実行委員会の方々。
いつものように、好きに動きながら写真をとっていたところ、何かの取材ですかと声をかけられた。札幌市市民まちづくり局の方だった。私的なブログ記事のためですといいつつ、色々お尋ねした。ごらん頂いていましたら、御礼申し上げます。「あすの、イベントを控えて、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。」そこには、商店街の会長さんもいらして、ニコニコしておられた。
札幌市の二酸化炭素排出の三割を占める車の排気規制、都心活性化という合意が形成されたかたち。
極力、車を使わずにすむ道路のありようを具現化した。
今回のイベントの実行委員会のメンバーには、北海道環境財団(北海道地球温暖化防止活動推進センター)の名もあった。
また、夜間照明を制限したキャンドルナイトを推進した北海道点灯虫の会の名も資料にあった。
ここは、商店街なので、荷おろしは欠かせない。そこで、荷捌きタイムを夜間から午前中に限定し、車止めを移動する。産業活動に支障がでにくい環境保全をこころみている。
今日は、この緩やかな小川のような道に至った状況を、若干記載させていただいた。