受身としての表現。
朝晩めっきり涼しくなった感じがする。日ごとに・・・。先週の火曜日(8月28日)の最底気温が17度を切り、最高気温が30度を割った。その後、大きな変化はないのだけれど・・・。
気温の上がり始めが遅く、気温の下がり始めが早い。それが、暫時進んでいる。
けれど、秋という霊がくるわけではない。植物の変化、気温の変化を純粋にみたい。
こちらは、大通西3丁目北東側のナナカマド。まだ、赤くない。
同じ大通西3丁目だけれど、南東側でハマナスの実はめいっぱい赤い。
木の種類が違うから当たり前といえばそうだけれど、どうした具合でこの違いができるのだろう?
実だけではない、サトウカエデが赤くなり始める一方、楡は、なんとなく全体にオーカーがかっていた。
3時少しまえ、風の曇から、一瞬、青空が裂けた。
大通西3丁目南西のハルニレ。黄色くなった数枚の葉に光があたった。
樹木は、空気の動き、日照、翳り、のうつろいを、いつも同じ場所で受け、自らの存在の有り様を組み替えている。